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発表・本作り

句集の作り方|俳句の選び方・並べ方・余白と本文配置

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この記事の答え

句集は、一句ずつ独立して読める句を選ぶことと、季節・年代・主題の流れで並べることの両方で作ります。

  • 似た景、同じ季語、同じ言い回しが重なる句は、一方を外すか離して置く。並べてから気づく切れ字の連続も、ここで直す
  • 四季順・年代順・主題別などの配列案を作り、季節の運行が不自然に戻らないか、句集の目的に合うかで選ぶ
  • 一ページの句数で、句の響き合いと余白、本の厚さが変わる。見開きの試し刷りで決める。賞の応募句数は句集の句数の決まりではない
目次

句会や投句で作った俳句が増えてくると、一冊の句集にまとめたくなります。ところが、作った順に並べてみると、同じ季語が続いたり、似た景色の句が隣り合ったり、「かな」や「や」が続けて聞こえたりします。一句ずつ読めばよい句でも、並べると互いを弱めることがあるのです。この記事では、架空の書き手の十三句を使って、選句、三つの配列案、一ページの句数と余白、表記と初出、試し刷りまでを順に示します。

句集の目的と、まとめる期間を決める

選句の前に、三つのことを一行ずつ書きます。

  • 誰に渡すか:句会の仲間、家族、自分の記録
  • 何を残すか:一冊を通して読者にたどってほしいもの
  • どの期間の句か:ある年から現在まで、ある土地に住んだ間、など

期間を決めておくと、年代順に並べるか、季節順にまとめ直すかの判断がしやすくなります。

作例:架空の書き手の企画メモ

この記事のために作った架空の書き手で進めます。海辺の町に越してきた書き手が、三年間の句を小さな句集にしようとしています。

作例企画メモ(架空)

期間:海辺の町に越してきた二〇二三年の春から、二〇二五年の冬まで
作った句:十三句(句会に出した句、新聞の俳壇に送った句、未発表を含む)
渡す相手:句会の仲間、離れて暮らす家族
部数:15部
一冊の一行:知らない町だった港町が、三年で自分の町になっていく

候補の句を並べ、一句ずつ選ぶ

候補の句を全部書き出します。読みと音数、季語と季節を確かめておくと、あとで並べるときにも使えます。季語の季節は、きごさい歳時記(NPO法人季語と歳時記の会)で確かめました。

候補の十三句

作例・俳句①越してきて

越してきて最初の路地の木の芽かな
句よみ音数
越してきてこしてきて5音
最初の路地のさいしょのろじの7音
木の芽かなこのめかな5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:木の芽(三春)。二〇二三年

作例・俳句②釣り糸

釣り糸の先を見ている日永かな
句よみ音数
釣り糸のつりいとの5音
先を見ているさきをみている7音
日永かなひながかな5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:日永(三春)。二〇二四年

作例・俳句③防波堤(春)

防波堤端まで行って春の暮
句よみ音数
防波堤ぼうはてい5音
端まで行ってはしまでいって7音
春の暮はるのくれ5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:春の暮(三春)。二〇二五年

作例・俳句④日傘

魚屋の前で日傘をたたみけり
句よみ音数
魚屋のさかなやの5音
前で日傘をまえでひがさを7音
たたみけりたたみけり5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:日傘(三夏)。二〇二三年

作例・俳句⑤干し網の光

干し網の目ごとに光蝉しぐれ
句よみ音数
干し網のほしあみの5音
目ごとに光めごとにひかり7音
蝉しぐれせみしぐれ5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:蝉しぐれ(蝉の子季語「蝉時雨」、晩夏)。二〇二四年

作例・俳句⑥干し網の夕日

干し網に夕日の残る蝉の声
句よみ音数
干し網にほしあみに5音
夕日の残るゆうひののこる7音
蝉の声せみのこえ5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:蝉(晩夏)。二〇二四年

作例・俳句⑦船の名前(秋)

鰯雲船の名前を声に出す
句よみ音数
鰯雲いわしぐも5音
船の名前をふねのなまえを7音
声に出すこえにだす5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:鰯雲(三秋)。二〇二四年

作例・俳句⑧錨

冷やかや錨の錆に指を当て
句よみ音数
冷やかやひややかや5音
錨の錆にいかりのさびに7音
指を当てゆびをあて5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:冷やか(仲秋)。二〇二四年

作例・俳句⑨港の灯

虫の声港の灯り二つ消え
句よみ音数
虫の声むしのこえ5音
港の灯りみなとのあかり7音
二つ消えふたつきえ5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:虫の声(虫の子季語、三秋)。二〇二三年

作例・俳句⑩舟の名前(冬)

小春日や舟の名前を塗りなおす
句よみ音数
小春日やこはるびや5音
舟の名前をふねのなまえを7音
塗りなおすぬりなおす5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:小春日(小春の子季語、初冬)。二〇二四年

作例・俳句⑪競り

冬ぬくし競りの終わりの濡れた床
句よみ音数
冬ぬくしふゆぬくし5音
競りの終わりのせりのおわりの7音
濡れた床ぬれたゆか5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:冬ぬくし(冬暖の子季語、三冬)。二〇二五年

作例・俳句⑫防波堤(冬)

冷たしや防波堤まで来て戻る
句よみ音数
冷たしやつめたしや5音
防波堤までぼうはていまで7音
来て戻るきてもどる5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

※季語:冷たし(三冬)。二〇二三年

作例・俳句⑬灯台

鰯雲灯台までの道まっすぐに
句よみ音数
鰯雲いわしぐも5音
灯台までのとうだいまでの7音
道まっすぐにみちまっすぐに7音字余り(基準5音)

合計19音(5・7・7)/基準は5・7・5

※季語:鰯雲(三秋)。下五を七音にした字余り。二〇二五年

重なる句を見つけて、選び直す

十三句を見比べると、三種類の重なりが見つかります。

重なりの種類 該当する句 判断
同じ景を同じ角度で詠んでいる ⑤と⑥。どちらも干し網と蝉 ⑤を残し、⑥を外す。干し網の目の一つずつに光が見える⑤のほうが、景が細かい
同じ季語と同じ言い回しが、別の句と重なる ⑦は⑬と季語「鰯雲」が同じで、⑩と「ふねのなまえを」が同じ ⑦を外す。⑬は一冊の中で目を止める句、⑩は冬の港の句として、どちらも残したい
似た景だが、季節と動きが違う ③と⑫。どちらも防波堤まで歩く句 両方残す。春の暮に「端まで行って」、冬に「来て戻る」。離して置けば、同じ場所の季節の違いになる

日本伝統俳句協会の「作品群のまとめ方のポイント」は、作品群をまとめるときの確認として、句を一句ずつ抜き出しても意味が通じるか、切れ字や季題の重なり、句の型が違っても内容が似ている(またはその逆の)句がないかを見ることを挙げています。同工異曲(見た目は違っても中身が同じ)に感じる句は、推敲するか、ほかの候補と入れ替えて調整する、としています。

十三句から十一句が残りました。外した⑥と⑦は捨てるのではなく、句会や次の句集のために取っておきます。一句ずつの推敲の進め方は俳句の推敲のやり方で扱っています。

字余りの句を、入れる位置ごと考える

⑬は下五が七音の字余りです。字余りを一律に避ける必要はありません。同じ協会の解説は、字余りや破調、季重なりなどの「冒険句」を一句か数句入れること、それを序盤・中盤・終盤のどこに置くかを考えることを勧めています。⑬は、灯台までの道の長さを、下五を延ばすことで見せようとした句です。一冊の中で読者の目が止まる一句として、後半に置きます。

注意賞の応募句数は、句集の句数の決まりではない

日本伝統俳句協会の解説は、同協会の新人賞・協会賞の応募作(未発表の三十句)を作品群として仕上げる場面を前提に書かれています。三十句はその賞の規定で、一冊の句集が三十句でなければならないという意味ではありません。句集の句数は、目的と期間に合わせて自分で決めます。

四季順・年代順・主題別で、三つの配列案を作る

残った十一句を並べます。案を三つ作って比べます。

作例案A:四季順(三年分を一年の季節に並べ直す)

春 ①越してきて ②釣り糸 ③防波堤(春)
夏 ④日傘 ⑤干し網の光
秋 ⑧錨 ⑨港の灯 ⑬灯台
冬 ⑩舟の名前 ⑪競り ⑫防波堤(冬)

作例案B:年代順(年ごとの章。章の中は季節順)

二〇二三年 ①越してきて ④日傘 ⑨港の灯 ⑫防波堤(冬)
二〇二四年 ②釣り糸 ⑤干し網の光 ⑧錨 ⑩舟の名前
二〇二五年 ③防波堤(春) ⑬灯台 ⑪競り

作例案C:主題別(場所ごとの章)

路地と店 ①越してきて ④日傘 ⑪競り
港 ②釣り糸 ⑤干し網の光 ⑧錨 ⑨港の灯 ⑩舟の名前
堤と灯台 ③防波堤(春) ⑬灯台 ⑫防波堤(冬)

比べる点 案A 四季順 案B 年代順 案C 主題別
読者がたどるもの 港町の一年の季節 越してきてからの三年 路地、港、堤という場所
季節の運行 一度だけ春から冬へ進む 章ごとに春から冬へ進み、次の章で春に戻る 章の中でも季節が飛ぶ(路地の章は春・夏・冬)
防波堤の二句 春の章の最後と冬の章の最後に置かれ、一冊の前半と結びで呼応する 二〇二三年の最後と二〇二五年の最初に分かれ、二年の間を置く 同じ章に入り、近くで対になる
気になる点 ①「木の芽かな」と②「日永かな」が続き、「かな」が二つ重なる 二〇二五年は三句で、夏がない 「港」の章だけが長い

作例では案Bを選びました。一冊の一行が「三年で自分の町になっていく」なので、年ごとに区切るほうが、①の「越してきて」から始まる時間が読者に伝わるからです。章を年で分けているので、章が変わって季節が春に戻っても、読者は戸惑いません。

協会の解説は、春から始まった句群が途中で冬に戻るような、季節の運行の不自然さを確かめるよう勧めています。案Cの「路地と店」の章のように、章の中で季節が飛ぶ場合は、章の題で季節より場所を前に出すか、季節順に入れ替えます。案Aが合うのは、一冊の目的が季節の巡りそのものにある場合です。

並べてから気づく重なりを、一句だけ直す

案Bの二〇二四年の章を声に出して読むと、⑧「冷やかや」と⑩「小春日や」が続き、上五の「や」が二回重なって聞こえます。季節順なので、二句の順は入れ替えられません。そこで⑩を直しました。

二〇二四年の章で「や」が続くのを避ける

直す前

作例・俳句⑩直す前

小春日や舟の名前を塗りなおす
句よみ音数
小春日やこはるびや5音
舟の名前をふねのなまえを7音
塗りなおすぬりなおす5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

直した後

作例・俳句⑩直した後

小春日やの舟の名前を塗りなおす
句よみ音数
小春日やのこはるびの5音
舟の名前をふねのなまえを7音
塗りなおすぬりなおす5音

合計17音(5・7・5)/俳句の基準どおり

変更の理由

  • 「や」で切ると、小春日と舟の名前を塗る動作が、二つの像として並びます。「の」にすると切れがなくなり、小春日の暖かさの中で塗りなおす動作が一続きに見えます。
  • 句集の中で切れ字が続かないように、という理由だけで直すのではありません。直した形のほうが、冬に入った港の穏やかな作業として読めると判断しました。
  • 「や」の切れを残したいなら、⑩をそのままにして⑧を「冷やかに」などに直す道もあります。句会に出したときの形と句集の形が変わる場合は、どちらを決定稿にするかを記録しておきます。

一ページの句数と余白を、見開きで決める

並びが決まったら、一ページに何句を置くかを決めます。俳句は一句が短いので、歌集のように「一首が一行に収まるか」で悩むことはほとんどありません。そのかわり、一ページに何句を並べ、句と句の間をどれだけ空けるかで、紙面の印象が大きく変わります。

作例では、文庫判(A6)の縦書きで、各句を一行で組み、句の頭の高さをそろえる前提で比べます。

同じ一句を、二つの配置で比べる

⑫「冷たしや防波堤まで来て戻る」を、一ページ二句の配置と、一ページ四句の配置に置いてみます。

比べる点 配置1:一ページ二句 配置2:一ページ四句
⑫の隣に来る句 ⑨「虫の声港の灯り二つ消え」と同じページ。見開きの右ページに①④、左ページに⑨⑫ ①④⑨⑫の四句が一ページに並ぶ
⑫の読まれ方 港の灯が消えた秋のあとに、冬の防波堤を歩いて戻る句として、余白の中で読まれる 二〇二三年の一年が一ページで見渡せ、⑫はその年の締めくくりとして読まれる
余白 句と句の間に広い空き。一句ずつ立ち止まって読める 空きは狭くなるが、一年の流れが一目で分かる
章の区切り 二〇二三年が一つの見開きに収まり、めくると次の年 二〇二三年のページの向かいに二〇二四年のページが来るので、年の区切りは改ページと章題で示す必要がある

一ページの句数を増やすと、句と句が響き合い、一冊の流れが見えやすくなります。減らすと、一句ずつの独立性が高まり、余白で句を立たせられます。どちらも正しい選び方です。決めた句数は、原則として一冊の中でそろえます。章の最初のページだけ句数を減らすなど、例外を作る場合は理由を決めておきます。

句数で、一冊のページ数が変わる

同じ書き手が、この先200句の句集を作る場合で計算します。

一ページの句数 本文のページ数
1句 200ページ
2句 100ページ
3句 67ページ(最後のページは2句)
4句 50ページ

章ごとに改ページする場合は、各章の最後のページに空きが出るぶん、ページ数が少し増えます。これに本扉、目次、章扉、あとがき、初出一覧、奥付が加わります。

ページ数は製本の方法を選ぶ条件にもなります。たとえばシメケンプリントの案内では、中綴じは4の倍数のページでページ数が多いと使えず、くるみ製本は2の倍数で50ページ以上に対応しています。小さな句集で本文が数ページしかない場合は、中綴じの薄い冊子にする選択もあります。背のある本にしたい場合は、ペンタローの無線綴じ製本のように本文16ページから受ける印刷所もあります。注文する印刷所の条件で確かめてください。判型の寸法と選び方は小説同人誌のサイズの選び方で扱っています。

読み・表記・初出をそろえる

句集では、作った時期も発表した場所も違う句が一冊に並ぶので、表記の揺れが目立ちます。

そろえること 作例で見つかった例と、決め方
同じ物の書き分け 外した⑦は「船」、残した⑩は「舟」。両方を残すなら、小さな漁船は「舟」にそろえるなど一冊の方針を決める
季語の表記 ⑤は「蝉しぐれ」とかなで書き、歳時記の子季語は「蝉時雨」。かなに開いた理由があるなら、一冊の中で同じ扱いにする
読み(ルビ) 「木の芽」は「このめ」「きのめ」の読みがある。音数が変わる語、難読の語にはルビを付けるか決める
仮名づかい 新仮名と旧仮名を混ぜない。意図して使い分けるなら方針を決める

初出は、句会、新聞の俳壇、結社誌、投稿サイトなど、最初に発表した場所の記録です。巻末に初出一覧を付けるか、あとがきにまとめて記します。句会に出した形から直した句は、どちらを句集の決定稿にしたかも記録しておきます。新聞の俳壇や公募で選ばれた句を収録するときは、その募集の規定に掲載作品の扱いが書かれていないか確かめ、迷う場合は主催者に問い合わせてください。

句会でほかの人の句を読んだ経験は、選句の目を育てます。句会の流れと選句の考え方は句会とは?で扱っています。

奥付・表紙・印刷の準備をする

奥付には、書名、著者名(俳号)、発行日、発行者、印刷所、連絡先などを入れます。トム出版の入稿前チェック項目には、奥付に印刷所の名前が入っているかという確認があります。奥付の項目の例は小説同人誌の作り方で表にしています。

ページ番号は、章扉や白ページにも必要です。緑陽社の原稿作成の基本では、本文のノンブルは全ページに必要で、見せたくないページにも小さな「隠しノンブル」を入れるよう案内しています。

表紙は、句集の題と俳号だけの文字の表紙なら自分で作りやすく、文字だけの同人誌表紙の作り方で扱っています。絵やデザインを頼む場合は表紙を依頼する方法、印刷所の比べ方は小説同人誌の印刷所の選び方が使えます。

実寸で試し刷りし、通して読む

本文を組んだら、拡大縮小なしで印刷し、仕上がりの大きさに切って見開きに並べます。

確認表句集の試し刷りで確かめること

  • 句の頭の高さが、すべてのページでそろっている
  • 句と句の間の空きが、すべてのページで同じ
  • 一ページの句数が決めたとおりで、例外のページには理由がある
  • 章の始まりが、改ページして予定どおりの位置にある
  • 見開きの中で、同じ季語、同じ切れ字(や・かな・けり)、同じ言い回しが続いていない(続けるなら意図がある)
  • 章の中で、季節の運行が不自然に戻っていない
  • ルビが正しい位置に付いている。旧仮名や踊り字が正しい字形で出ている
  • 全ページにノンブル(または隠しノンブル)があり、目次の章名とページが一致している
  • 最初から最後まで声に出して読み、似た句が近くに並んでいない

試し刷りで並びの問題に気づいたら、配列案に戻って入れ替えます。入稿の直前に、本文・表紙・注文内容・印刷所の指定を照らし合わせる確認は小説同人誌の入稿前チェックで扱っています。

川柳の句集に応用するときの違い

川柳の句集も、選句、配列、一ページの句数の考え方は同じように使えます。違いは季語です。新葉館出版の「川柳入門講座」は、川柳には俳句のような切れ字や季語の制約はないと説明しています。季語のない句が多い川柳の句集では、四季順の配列は使いにくく、年代順や主題別、句会で出た題ごとに章を立てる並べ方が中心になります。季節の運行の確認の代わりに、同じ題材や同じ笑いの型が続いていないかを確かめます。

歌集や詩集では、一ページに置く作品の数と余白の考え方がまた違います。歌集は歌集の作り方、詩集は詩集の作り方で扱っています。