川柳の推敲のやり方|字余り・説明・語順を見直す具体例
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この記事の答え
推敲の前に、その句で何を見つけたのかを普通の文で一行に書きます。直した案は、すべてこの一行と照らして選びます。
- 説明の言葉:「残念」「無駄」のように結論を言う語を、行動や物に置き換えられないか
- 助詞と語順:見つけたことが句の最後に来ているか。「〜のが」「〜なのは」の説明の型になっていないか
- 字余り・字足らず:削れる語で余っているなら直す。声や決まった言い回しで余っているなら、残す案と並べて比べる
五七五に収まっても、見つけたことが消えた案は採りません。
目次
字余りを直したら句が平板になった、説明を削ったら何の句か分からなくなった。こうした失敗は、直す前に「この句で何を見つけたか」を決めていないと起きやすくなります。この記事では、問題の違う三つの初稿を用意し、説明の言葉、助詞と語順、字余りの順に一句ずつ直します。各案の読みと音数、変えた意図、失ったものを並べるので、読み終えたら自分の句で同じ比べ方ができます。
直す前に「この句で見つけたこと」を一文で書く
川柳は、人の暮らしや気持ち、世の中の動きを十七音前後でとらえる短詩です。辞書の説明でも、季語や切れ字の制約がなく、主に口語を使い、人間の感情や社会を中心に詠むものとされています(デジタル大辞泉、共同通信ニュース用語解説ほか)。新葉館出版の「川柳入門講座」も、思ったことや感じたことを素直に五七五にするのが基本だとしたうえで、十七音で伝えることの難しさに触れています。
決まりが少ないぶん、推敲の物差しは作者が自分で持つ必要があります。その物差しが発見メモです。直す前に、句ではなく普通の文で次の二つを書きます。
- 何があったか:いつ、どこで、誰が何をしたか、何が起きたか。
- 何を見つけたか:その出来事の中で、自分が「あ」と思った一点。人のしぐさの可笑しさでも、気持ちの小さなずれでも、しみじみした変化でもかまいません。
ひな形発見メモ(コピーして使えます)
初稿: (初稿は書き換えずに残す。日付も書いておく) 何があったか: 見つけたこと(一文で): この句で残したい言葉:
「見つけたこと」が書けない場合は、推敲の前に題材そのものを見直す段階です。日常のしぐさから発見を拾う方法は川柳のネタの見つけ方で扱っています。
なお、見つけたことが笑いである必要はありません。川柳には滑稽や風刺の伝統がありますが、家族の変化をしみじみ詠む句も川柳です。推敲で「もっと面白くしよう」とオチを足すと、元の発見が別のものに入れ替わることがあります。
川柳が説明文になる五つの原因
推敲していて「説明っぽい」と感じたら、次のどれかが起きていないかを確かめます。
| 原因 | 句に出やすい言葉 | 直す方向 |
|---|---|---|
| 気持ちの結論を言っている | 残念だ、うれしい、困った、切ない | その気持ちのときにした行動や、見ていた物に置き換える |
| 理由をつないでいる | 〜だから、〜ので、〜のに、〜せいで | 原因と結果のどちらか一方を見せ、もう一方は読者に任せる |
| 定義の型になっている | 〜のが〜、〜なのは〜だ、〜とは〜 | 語順を変え、見つけたことを最後に置く |
| 標語や教訓になっている | 〜しよう、〜が大切、〜を忘れずに | 呼びかけをやめ、その場面にいる人の姿を書く |
| オチを言い直している | 笑っちゃう、まさかの、さすがに | 可笑しさは出来事に任せ、感想の語を削る |
どれも、作者が読者より先に答えを言ってしまう形です。読者は答えを受け取るだけになり、「あ、分かる」と自分で気づく余地がなくなります。
ただし、理由の言葉がすべて悪いわけではありません。理由そのものが意外なら、それが発見になるからです。この点は次の初稿Aで確かめます。
推敲は「発見→説明→語順→音数」の順に見る
直す順番も大切です。音数から直し始めると、五七五に収めるために大事な言葉を削ってしまいがちです。
手順川柳を推敲する順番
- 発見メモと照らす。初稿に、見つけたことが入っているかを確かめます。入っていなければ、言葉を直す前に何を詠むかを決め直します。
- 説明の言葉を探す。上の表の言葉に印を付け、行動や物に置き換えた案を作ります。
- 助詞と語順を比べる。見つけたことが句のどこにあるかを確かめ、最後の五音に置いた案と比べます。
- 字余り・字足らずを判断する。余っている音が削れる語か、残したい語かを分けます。
- 初稿と案を並べて声に出す。発見メモと照らし、意味と響きの両方で選びます。
ここからは、問題の違う三つの初稿を一つずつ直します。
初稿A:説明の言葉を、行動に置き換える
作例・川柳初稿A
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| せっかくの | せっかくの | 5音 |
| 傘が無駄だと | かさがむだだと | 7音 |
| 残念だ | ざんねんだ | 5音 |
合計17音(5・7・5)/川柳の基準どおり
作例初稿Aの発見メモ
何があったか:朝の予報を見て傘を持って出たのに、一日晴れていた。降らなくてよかったはずなのに、帰り道、少し損をした気分で空を見上げていた。
見つけたこと:雨が降らないことを、ちょっと残念がっている自分がいる。
残したい言葉:傘
音数は五七五にそろっています。それでも説明に聞こえるのは、「せっかく」「無駄」「残念」の三語が、どれも「損をした」という同じ結論を言っているからです。しかも、発見メモの肝である「降ってほしかったわけではないのに」という可笑しさは、句のどこにも出ていません。
気持ちの三語を、空を見る行動に置き換える
初稿A
作例・川柳初稿A
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| せっかくの | せっかくの | 5音 |
| 傘が無駄だと | かさがむだだと | 7音 |
| 残念だ | ざんねんだ | 5音 |
合計17音(5・7・5)/川柳の基準どおり
改稿A
作例・川柳改稿A
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| 持ってきた | もってきた | 5音 |
| 傘に悪くて | かさにわるくて | 7音 |
| 空を見る | そらをみる | 5音 |
合計17音(5・7・5)/川柳の基準どおり
変更の理由
- 「残念だ」を、帰り道に空を見上げるという行動に置き換えました。なぜ見上げたのかは、読者が自分の経験から補えます。
- 「傘に悪くて」は理由の言葉ですが、傘に気がねするという理由そのものが意外で、ここが発見の中心になります。理由の語を一律に削るのではなく、結論を言う語(無駄、残念)だけを外しました。
- 「せっかくの」は「持ってきた」に替えました。わざわざ持ってきた手間は、動詞一つで伝わります。
削りすぎると、発見まで消える
説明を嫌うあまり、気持ちにかかわる言葉を全部抜くと、次のような案になります。
作例・川柳削りすぎた案
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| 傘を持ち | かさをもち | 5音 |
| 空を見ている | そらをみている | 7音 |
| 晴れた朝 | はれたあさ | 5音 |
合計17音(5・7・5)/川柳の基準どおり
五七五で、説明の語もありません。けれど、これは晴れた朝に傘を持って空を見ている人の姿を描いただけで、なぜ見ているのかが消えています。発見メモの「残念がっている自分」は、もう読み取れません。
説明の言葉を削るのは、発見を読者に気づかせるためです。削った結果、発見の手がかりまで消えたなら、その案は採りません。
助詞を抜くと、字足らずになることがある
改稿Aをさらに短く言い切ろうとして、下五の「を」を抜いた案です。
作例・川柳助詞を抜いた案
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| 持ってきた | もってきた | 5音 |
| 傘に悪くて | かさにわるくて | 7音 |
| 空見る | そらみる | 4音字足らず(基準5音) |
合計16音(5・7・4)/基準は5・7・5
下五が四音の字足らずになります。声に出すと、最後で一拍つんのめるように感じるはずです。意味は通じても、口語の川柳では「空見る」より「空を見る」のほうが話し言葉に近く、自然に読めます。助詞を抜いて音数を合わせる直し方は、字余りでも字足らずでも、意味より先に響きが不自然にならないかを確かめます。
初稿B:助詞と語順で、見つけたことを最後に置く
作例・川柳初稿B
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| じゃあねから | じゃあねから | 5音 |
| 長くなるのが | ながくなるのが | 7音 |
| 祖母の電話 | そぼのでんわ | 6音字余り(基準5音) |
合計18音(5・7・6)/基準は5・7・5
作例初稿Bの発見メモ
何があったか:祖母と電話で話す。用件が済んで「じゃあね」と言うと、祖母は「そういえば」と別の話を始める。毎回、そこからが長い。
見つけたこと:別れの挨拶が、話の終わりではなく始まりになっている。
残したい言葉:じゃあね、祖母の電話
この初稿の問題は、「〜のが〜」という定義の型です。「じゃあねから長くなるのが、祖母の電話(である)」と、一番面白い部分を先に言い切り、最後は誰の話かを名指しして終わっています。読者が「え?」と思う前に、答えが出てしまう並びです。下五が六音の字余りになっているのは、「祖母の電話」という六音の言葉を最後に置いたためです。
定義の型をやめ、「じゃあねから」を下五に回す
初稿B
作例・川柳初稿B
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| じゃあねから | じゃあねから | 5音 |
| 長くなるのが | ながくなるのが | 7音 |
| 祖母の電話 | そぼのでんわ | 6音字余り(基準5音) |
合計18音(5・7・6)/基準は5・7・5
改稿B
作例・川柳改稿B
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| 長くなる | ながくなる | 5音 |
| 祖母の電話は | そぼのでんわは | 7音 |
| じゃあねから | じゃあねから | 5音 |
合計17音(5・7・5)/川柳の基準どおり
変更の理由
- 読者はまず「長くなる」「祖母の電話は」と読み、どこから長くなるのかを待ちます。そこへ最後に「じゃあねから」が来るので、別れの挨拶が始まりになっているという発見が、句の終わりで効きます。
- 変えたのは語順と助詞だけです(「のが」を外して「は」を加えた)。内容の言葉は足していませんが、「〜のが」の型が消え、六音だった「祖母の電話」も中七に移って七音の句に収まりました。字余りは、語を削らなくても語順で解消することがあります。
- 祖母という人物そのものを印象づけたい句なら、人物で終える初稿の並びにも理由があります。その場合は「〜のが」の型だけを外す案を作って比べます。
「は」「が」「も」で、句の意味が変わる
改稿Bの中七の助詞を替えると、何を見つけた句なのかが変わります。
| 中七 | 句の受け取られ方 | 発見メモとの関係 |
|---|---|---|
| 祖母の電話は | 祖母の電話について語る。ほかの人の電話との違いもにじむ | 合っている |
| 祖母の電話が | 「長くなる祖母の電話が」で文が止まり、「じゃあねから」と続かない | この語順では使えない。が を使うなら語順から組み直す |
| 祖母の電話も | ほかにも同じ人がいることになる | 発見が「祖母の癖」から「家族に共通する癖」へ変わる |
「も」を使うなら、発見そのものを書き換えることになります。たとえば、母も同じだと気づいたことが本当の発見なら、次のような別の句になります。
作例・川柳「も」で発見を変えた別の句
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| 長くなる | ながくなる | 5音 |
| 母の電話も | ははのでんわも | 7音 |
| じゃあねから | じゃあねから | 5音 |
合計17音(5・7・5)/川柳の基準どおり
助詞一つで、詠んでいる対象が祖母一人から家族の血筋へ広がります。どちらがよいかではなく、発見メモに書いたのがどちらなのかで選びます。最後の五音に何を置くかをさらに比べたい場合は、川柳の下五の作り方で、物・動作・人物で閉じる下五や意味を反転する下五を、同じ上五・中七に付けて比べています。
初稿C:字余りを直すか、残すかを選ぶ
作例・川柳初稿C
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| 定年の | ていねんの | 5音 |
| 父が言ってる | ちちがいってる | 7音 |
| いってらっしゃい | いってらっしゃい | 7音字余り(基準5音) |
合計19音(5・7・7)/基準は5・7・5
作例初稿Cの発見メモ
何があったか:父が定年退職し、朝、パートに出かける母を玄関で見送るようになった。何十年も言われる側だった父が、「いってらっしゃい」と言っている。
見つけたこと:家の中で、送り出す人と出ていく人が入れ替わった。
残したい言葉:いってらっしゃい(父の声)
下五が七音の字余りです。そして、父が誰に言っているのかが書かれていないため、子どもを見送っているとも読めます。発見の中心である「入れ替わり」が、まだ句に入りきっていません。
ここでは、まず五七五に収める案を作り、次に字余りを残す案を作って比べます。
五七五に収めた案と、声を残した案
案C1:五七五に収める
作例・川柳案C1
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| 定年の | ていねんの | 5音 |
| 父が見送る | ちちがみおくる | 7音 |
| 母の背を | ははのせを | 5音 |
合計17音(5・7・5)/川柳の基準どおり
案C2:上を七音にして声を残す
作例・川柳案C2
| 句 | よみ | 音数 |
|---|---|---|
| いってらっしゃい | いってらっしゃい | 7音字余り(基準5音) |
| 定年の父 | ていねんのちち | 7音 |
| 母に言う | ははにいう | 5音 |
合計19音(7・7・5)/基準は5・7・5
変更の理由
- 案C1は五七五に収まり、母が出かける側であることも分かります。けれど「いってらっしゃい」という父の声が消え、「見送る」という動作のまとめに置き換わりました。見送る背中という絵もよく見る構図で、入れ替わりの可笑しさとしみじみした感じが、説明に近づいています。
- 案C2は上が七音の字余りですが、父の声をそのまま句の頭に置き、「母に言う」で入れ替わりをはっきりさせました。初稿になかった「母に」を足したことで、発見が句に入りました。推敲は削るだけではありません。
- 声に出すと、上の七音は読み始めの勢いで一息に読めます。初稿のように下が七音になると、句の終わりで息が余り、着地がもたつきやすくなります。どこの字余りが気になるかは句によって違うので、必ず声に出して比べます。
- この句では案C2を採ります。ただし、作者が見つけたのが「玄関に立つ父の後ろ姿」のような絵だったなら、案C1の方向で言葉を探し直すのが筋です。
字余り・字足らずを判断する目安
| 余っている(足りない)理由 | 例 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 人の声、固有名詞、決まった言い回し | いってらっしゃい、駅名、商品名 | 縮めると別の言葉になる。残す案と収める案を並べて比べる |
| 削っても意味が変わらない語 | とても、なんだか、〜している、ちょっと | 削る。または短い語に替える |
| 助詞が重なっている | 〜のが、〜なのは、〜のことを | 語順を変えると解消することがある(初稿B) |
| 助詞を抜いた結果の字足らず | 空見る | 助詞を戻すか、語を替える(初稿A) |
| 間をつくるための字足らず・字余り | 言いよどみ、言葉に詰まる場面 | 意図があるなら残してよい。声に出して確かめる |
川柳には、俳句のような季語の決まりはありませんが、五七五のリズムは句の読みやすさを大きく左右します。字余りを一律に誤りとはしませんが、残す字余りには、残す理由を一つ言えるようにしておくと、推敲で迷いません。応募する場合は、募集ごとの規定も別に確かめます(川柳に応募する前の確認)。
読みの音数を自分で数えて確かめたいときは、かな入力の音数確認に読みを入力すると、句ごとの音数を確かめられます。拗音(「しゃ」など)は一音、促音「っ」・撥音「ん」・長音「ー」は一音として数えます。
初稿と直した案を並べて、意味と響きで選ぶ
三つの初稿で、何を直し、何を失ったかを並べます。
| 初稿 | 選んだ案 | 主に直したこと | 失ったもの・残る迷い |
|---|---|---|---|
| A:せっかくの/傘が無駄だと/残念だ | 持ってきた/傘に悪くて/空を見る | 気持ちの結論(無駄・残念)を、空を見る行動へ | 「せっかく」のぼやき口調は消えた |
| B:じゃあねから/長くなるのが/祖母の電話 | 長くなる/祖母の電話は/じゃあねから | 定義の型「〜のが」をやめ、発見を下五へ | 句の終わりで祖母を名指しする印象は弱まった |
| C:定年の/父が言ってる/いってらっしゃい | いってらっしゃい/定年の父/母に言う | 「母に」を足して入れ替わりを明示。字余りは上へ移して残した | 五七五ではない。定型を優先する場では案C1と比べ直す |
どの案も、初稿の何かを失っています。推敲は、失ったものより残したもののほうが発見メモに近いかどうかで決めます。
確認表選ぶ前の確認表
-
発見メモの「見つけたこと」が、案から読み取れるか(作者の補足なしで)
-
「残したい言葉」が残っているか。消したなら、消した理由を言えるか
-
気持ちの結論を言う語(残念・うれしい・困った等)が、行動や物に置き換えられているか
-
「〜のが」「〜なのは」「〜だから」の説明の型が残っていないか。残すなら、その理由そのものが発見になっているか
-
見つけたことが、句の最後の五音か、その近くにあるか
-
字余り・字足らずは、削れる語のせいか、残したい語のせいか
-
初稿と案を声に出して読み比べたか
-
オチや面白さを後から足して、発見が別のものに入れ替わっていないか
迷ったら、初稿と案を一晩置いて、紙に並べて読み直します。書いた直後は、頭の中の場面で句の足りない部分を補ってしまうからです。確認項目を作品ごとに印刷して使いたい場合は、作品別の推敲チェックで、チェック済みの一覧を保存できます。
自分の句で、三つの見方を試す
練習一句を三通りに直してみる(20分)
- 最近作った川柳を一句選び、初稿をノートに書き写して日付を付けます。
- 発見メモの「何があったか」と「見つけたこと」を書きます。
- 説明の五つの原因の表と照らし、当てはまる語に印を付けます。
- 印を付けた語を行動や物に置き換えた案を、一つ作ります。
- 見つけたことを最後の五音に置いた案を、一つ作ります。
- 字余り・字足らずがあれば、収めた案と残した案を作ります。
- 初稿とすべての案を声に出して読み、発見メモに一番近いものに丸を付けます。丸を付けた理由を一行書きます。
丸を付けた理由が書けたら、その句の推敲はひとまず終わりです。理由が書けない、どの案も同じに見える、という場合は、作者の頭の中では発見が見えているのに句からは伝わっていない可能性があります。そこから先は、自分の目だけでは判断しにくい部分です。
面白さの作り方そのもの(視点のずらし方や対比)で迷っている場合は、面白い川柳の作り方で、同じ題材から別の見方を作る方法を比べています。